建築学科
安全かつ快適な生活を支え、心安らぐ豊かな空間をつくり出すのが建築の役割。建築学科の教育は、そんな建築の未来を築いていくために、実践力を備え、国際的にも活躍できる設計者、技術者、研究者を養成することを目的としています。入学した学生は、高度な専門性を身につけるための完全習熟教育システムや、他学科と連携して行われる先端IT 技術を取り入れたカリキュラム、早期に仕事の現場を肌で感じる長期インターンシップなど、さまざまな角度から学びを展開し、そこから広く社会で通用する実践力と、豊かな表現力を身につけます。
情報メディア学科
現代社会におけるわたしたちの生活は、さまざまな情報技術によって形作られています。コミュニケーションの形態から、学び、遊びの形態まで、情報技術によって新たな魅力を持った姿に変容しています。情報メディア学科ではメディア学とコンピュータサイエンスを融合し、デ
ザイン、表現、技術などさまざまな観点から情報とメディアへの理解を深めることで、高度情報化社会の基盤をしっかりと支え、次世代の技術を自ら生み出していくことのできる人材を育成します。
ロボット・メカトロニクス学科
機械工学、電気電子工学、情報工学、制御工学などの専門知識をベースに、数学的なモデリング力とデザイン力を駆使することで実現される先端的なメカトロニクス技術。それを身につけたエンジニアは、科学、産業、環境などあらゆる分野において活躍することが可能となります。ロボット・メカトロニクス学科では、自在に動くロボットなどをつくり上げる実習や関連理論の講義・演習を通して、学生自身の知識と技術、豊かな創造性を養い、未来につながる知的システムを生み出せる技術者を育てます。
電気電子工学科
コース情報
電気電子システムコース | 電子光情報コース
◆電気電子システムコース
エコエネルギー、生体・情報システム、スマートシステム、エレクトロデバイスの4分野にわたる学びを展開し、産業界で広く活躍できる技術者を育成します。「環境・エネルギー」「人」「新機能デバイス」といった新しい視点で電気電子工学分野をとらえた独自の研究教育が行われる中、各自の興味に応じた科目を選択しながら最先端技術を体系的に学びます。変わりゆく時代の流れにも柔軟に対応できる人材となるよう、福祉等を含め人間の幸せそのものについて思いを巡らせることのできる、高い人間力を培うことも重視します。
◆電子光情報コース
私たちの身の回りは、パソコン、携帯、ブルーレイレコーダー、LED照明等の高度な製品に囲まれています。これらの基礎となる電子・光・情報技術を身につけた、社会に貢献できる人材の育成が本コースの目的です。最先端の技術を学ぶには、基本科目の習得が大切です。また将来、製品を企画立案し、開発のリーダーとして活躍するには、幅広い技術を俯瞰し、全体像を把握することも必要ですし、さらに調査能力や国際感覚といった就業力も欠かせません。本コースは建学の精神(実学尊重、学生第一主義、教育最優先主義)に基づき教育・研究を行います。
環境化学科
資源の枯渇や地球温暖化、オゾン層破壊など地球規模での環境問題に対し、環境を意識した技術の発展と地球環境に貢献できる技術者が求められています。環境化学科はこうしたニーズに応えるために、化学と生物を基盤とする新しい技術の研究・教育を目標に掲げています。「環境化学」「機能性高分子」「生物工学」「環境材料工学」の4部門を柱とし、実験を通して実践的な技術力を養成します。
機械工学科
コース情報
機械工学コース | 先端機械コース
◆機械工学コース
機械工学コースでは機械工学技術者に求められる、応用力に優れたジェネラリストの養成を目的としています。このために、機械工学の基礎となる材料・機械・流体・熱の4力学すべてをバランス良く配置しています。また、これらの理解及び新しい分野への展開に欠かせない基礎教育に特に重点を置いています。そして、卒業研究を必修として、基礎的知識の応用力、論理的思考力の養成を行っています。これにより、機械工学技術者の幅広い活躍の場において技術革新の激しい時代にも先端を切り開いて行ける技術者を養成します。
◆先端機械コース
現在では機械工学技術者が活躍する分野もナノテクノロジーから自動車・航空宇宙まで多岐にわたります。そのため従来の機械工学だけではなく、コンピュータ・情報、医用・人間工学などを学ぶことが求められています。先端機械コースでは機械工学の基礎である機械設計・加工・材料・熱流体から、革新的な先端機械の創出に必要なそれら学問までを学びます。これにより、これまでの機械工学分野に加えて、あらゆる分野で広く活躍できる新しい時代の機械工学技術者の育成を目指します。
情報通信工学科
情報通信工学は、コンピュータを中心とする情報系技術と、ネットワークや光ファイバを始めとする通信系技術の両分野を広く網羅した学問分野。ユビキタスネットワーク(いつでも、どこでも、誰でも快適に利用できる)の実現に向けて、コンピュータや通信システム、およびそれらを結びつけるインターネットや光・無線通信、さらにホームページやテレビ電話とかかわりのある音響や画像の信号処理技術まで、幅広いカリキュラムを用意。産業界との交流も盛んに行われます。
理学系
理学は工学などの分野において基礎であると同時に、それ自身が多くの研究対象をもつ分野。近代の自然科学は、自然の仕組みを解析し、理論的モデルを用いて表現、体系化することによって発展してきました。理学系にはそのような学問として「数学」「物理学」「化学」「数理情報学」があり、理学系には4つのコースが含まれます。問題の本質を捉えて解決できる人材の育成をめざしています。
生命理工学系
環境問題や医療・福祉問題は21世紀の大きなテーマです。安全で快適な生活を維持するには、生命のもつ高度な機能の本質を理解した上で、生命の機能を学びこれを利用しながら、真に人類のためとなる理学・工学を融合したアプローチが求められています。生命理工学系では、理学や工学といった従来の枠組みを超えて新たな教育研究分野を構築。これからの人間社会の変化に対応できる柔軟な応用力を身につけた人材を育成することを目標としています。