100年の伝統を生かし、人間性豊かな歯科医師を養成します。
歯科医学・医療に関する専門知識、技術の習得と共に、思いやりの心を涵養します。また自らの選
んだ道に深い使命感をもって社会に対する奉仕的人生観を体得し、「博愛」と「公益」に努めます。
<カリキュラム>
■アーリーエクスポージャー
入学後の間もない時期に医療現場を体験する早期臨床体験学習(アーリーエクスポージャー)を行っています。歯科医師となる覚悟と関心を早期に高め、その後の学習へ動機づけて、能動的、問題解決的な自己学習態度を身につけさせることを目的としています。
■臨床実習
知識教育および技能教育で得た多くの知識を全人的にとらえ、臨床実習という実践の場で診療に積極的に参加し、医療人としての心構えや倫理観を養いつつ、患者中心型診療システム(POS:Patient Oriented System)に基づいて、診査、診断、治療計画にいたる情報収集と基本的歯科診療技術の訓練を行います。さらに、卒後の臨床研修にスムースに移行できるようにするとともに、将来の歯科医学の進歩に即応できるような自学自習能力を習得します。
■共用試験(歯学系CBT、歯学系OSCE)
全国の歯学系・医学系の大学が参加して実施する全国共通の標準評価試験で、臨床実習開始前に行われ、これから臨床実習に携わる歯学生・医学生が備えるべき“態度”“基本的診療能力”“総合的知識”について、その要件を満たしているかどうかを評価します。
○歯学系CBT…“ 総合的知識” を問う知識試験のことで、CBTと呼び、コンピューターを使って実施されます。
○歯学系OSCE…“態度”“基本的診療能力”を問う技能試験のことで、OSCEと呼び、本学附属病院の実際の診療室を使って実施されます。
交通情報
<楠葉学舎>京阪本線「樟葉」駅より徒歩5分
<牧野学舎>京阪本線「牧野」駅より徒歩7分
<天満橋学舎>京阪本線、地下鉄谷町線「天満橋」駅より徒歩7分
各種制度
■学年指導教授・助言教員制度・・・各学年に、学年指導教授と助言教員を置いています。教員と学生との多面的な接触を可能な限り増やし、親しく話し合う機会を作ることで、将来の歯科医師としての素養を身につけさせるため学生生活全般にわたるサポートに努めています。
■入学前準備教育の実施・・・高等学校における履修科目の選択制の拡大を考慮して、歯科医学の学理と歯科医師として必要な知識及び技術を学ぶための基礎となる学力を十分養うことを目的とする入
学前準備教育を実施しています。
■SA(Student Assistant)制度・・・新入生オリエンテーションやオープンキャンパスなどに学生がスタッフとして参加し、主体的に活動しています。
■歯科医学教育開発室・・・学修に不安をかかえる学生に個人別にプログラムを組んでフォローアップします。
■教務学生課・・・学業や学生生活のサポートを行います。